1031 村上市の授業づくりに係る計画訪問(3限:1年保健体育 球技:ゴール型サッカーより)
本日の3限・4限の授業で指導主事、嘱託指導主事の二人の指導者から御来校いただき、授業づくりに関する御指導を賜り、誠にありがとうございました。御指導を通して、授業者は授業デザインの視点、生徒が主体的に学ぶ授業づくり、学びを深める工夫について多くの御示唆をいただきました。今後の授業改善、授業実践に生かしてまいります。 1年生保健体育の球技:ゴール型サッカーの授業は、グループワークをとおして、どうすればパスが繋がるか、どうすれば得点を取ることができるかに気付き、ハーフコートのミニゲームで空間に走り込む動きができることをねらいとして実践しました。毎日、個人端末の授業の振り返りの記述から、「パスを繋ぐこと」、「得点を取ること」を多くの生徒が希望しているという実態から学習課題を「パスを繋ぎ、得点を取るにどうすれば良いだろう」に設定しました。生徒の言葉を生かしながらパスを繋ぐためには、得点を取るためにはどのような動きを取れば良いかをボールを持っている人、持っていない人それぞれの場合に着目し、グループでファシリテーターを中心に話し合い、ホワイトボードに考えを表現しました。 その後、3チームでのミニゲームの中でグループで考えた動きを実践しました。普段はボールを正確に止めれない、パスが繋がらないことで当然、ゴールが生まれない状況でしたが、今日は各チームともにゴールが多く生まれました。授業を数時間経たことも背景にありますが、ゲーム度にチームで振り返り、課題を出し合い、試合前ゲームプランを自分たちで考 えチームメートに伝えながら試合をしたことが得点に結びつきました。 ゲーム後のまとめや振り返りでは、満足感や次回は更にレベルアップしたいというつぶや きがありました。 まだ時間があるので もう1試合したい 、次の4限もサッカーをしたいという声があがったのは微笑ましいかぎ りでした。昼休みに自主的に担任とグラウンドでサッカーをしている熱心な生徒の姿 も見られました。