【1年生】総合:災害に備える

  本日、村上市山北支所の栄養士様と地域の食生活改善推進委員の皆様を講師にお招きして、パッククッキングによる「カレーライス」と「ツナじゃが」の調理実習を行いました。

 パッククッキングは、耐熱性のポリ袋に材料を入れ、湯せんで加熱する調理方法です。

 素材の風味やうまみを逃さないという利点がある他、少量の水で調理できることや、食器洗浄の必要がないことなどから、この方法を学ぶことは災害時の備えとしても大きな意味があります。

 1年生の生徒にとっては、中学校に入学して初めての調理実習でした。来週には、地震と津波を想定した避難訓練を予定しています。「日常の備えや的確な判断のもと主体的に行動するとともに、地域の防災活動や災害時の助け合いの大切さを理解し、すすんで活動できる生徒」を防災教育の目標とし、今後も各教科や学校行事等において指導を行っていきます。


5/14 栄養教諭による事前指導の様子



~ここからは本日の様子~
調理実習の前に食推さんによる講義を行い、「災害に備える備蓄のポイント」や、「パッククッキングの注意点」などを教えていただきました。

作り方を詳しく教えていただき、いよいよ実習開始です。

カレーには玉ねぎやキャベツ、魚肉ソーセージ、備蓄のコーン缶を使いました。
包丁を使わずに材料を手でちぎることで洗い物を少なくすることもポイントです。

材料をポリ袋に入れ、袋の口を縛ったら、湯せんします。

加熱している間に、新聞紙を折って食器作りにも挑戦。
これも、洗い物を増やさないための工夫です。

ポリ袋を使って、ごはんも上手に炊けました。
試食の時間には、「いただきます」の挨拶と同時に「うまいっ!」という声が聞こえてきました。

(栄養教諭)

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