1119 さんぽく小中いじめ見逃しゼロスクール集会

  本日の3・4限に「いじめ見逃しゼロスクール集会」を開催しました。この集会は、さんぽく小学校5・6年生の皆さんと合同で行い、SNSいじめの事例をとおして、いじめをしない・させない・見逃さないために、どのような行動を取ることが大切かを考えさせ、よりよい学校生活を送ろうとする児童・生徒の意識の向上を図ることを目的として実施しました。

 いじめ見逃しゼロスクール集会の実施を意義あるものにするために、以下の3ステップで進めました。

【ステップ1】集会までに実態を把握するために、アンケートを実施しました。

【ステップ2】当日①アイスブレイク

         ②アンケート結果の発表、いじめの定義についての確認      

         ③事例検討

         ④よりよい人間関係づくりのために自分ができること(全員記入)

【ステップ3】集会後、全体で話し合った内容を基に、後日生徒会本部で山北中学校区への

       提言としてまとめる。

 集会の最初にアイスブレイクをさんぽく小の児童会の進行で行いましたが、より多くの児童と生徒が関われるレクリエーションを堂々と運営してくれました。そのおかげで事例検討での小中一緒のグループワークがスムーズに行うことができました。事例検討のテーマは「SNSでのすれ違い」で、自分の意図していたものとは違う伝わり方をしてしまいグループを外されたという内容でした。直径約1mの段ボール板の「えんたくん」を膝に乗せ、車座になって事例を検討し、どうすればトラブルを未然に防止するかを真剣な態度で考えました。5・6年生はものおじせずに考えを記入し、中学生も小学生の皆さんの好影響を受け、大変真剣に取り組みました。

 後半は、代表の4つの班から発表がありました。その後、よりよい人間関係づくりのために自分ができることを全員が記入し、各学年代表1名から感想発表がありました。班の発表、代表の発表ともにいじめを未然になくしたいというが気持ちがこもったとても素晴らしいものでした。以下は、中学生の振り返りからの抜粋です。

・相手にメッセージを送る前に、本当に意味が正確に伝わるのか、自分で読み直す。相手から送られてきたメッセージに対しては、一瞬で決めつけるのではなく、しっかりと読み、それでも分からないときは、相手に聞き返す。

・書いた文をもう一度読み直し、間違いがないかを確認する。いつでもやさしい表現で文章を作成する。

 有意義だった集会を今回だけのものとせず、今後も山北地区の「いじめ見逃しゼロ」の実現に向けて、さんぽく小学校の児童・職員の皆様と手を携えて、継続して取り組んでいきたいと考えています。









 



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