1202 初任校近隣校研修(1年生道徳)

    本日の5限、初任研近隣校研修において、1年生の道徳授業を公開しました。身近にある様々な具体的状況を、公平か不公平かに分類する活動をとおして、公平だと思う状況、不公平だと思う状況それぞれに共通する特徴に気付き、公平とは何か、不公平とは何かについて考えることをねらいとして授業実践しました。

 導入では、生徒にとって身近な10の具体的事例について、公平か不公平かをGoogle formで回答した結果を電子黒板のグラフと黒板の拡大用紙の数字の表で提示することにより、生徒は公平とは何かについて、結果に高い反応を示すなど、自分事として捉えることができました。次に具体的事例を2つの項目に絞り、クラス全員が回答した「公平」、「不公平」に分かれて、相手を納得させれられる理由を考え、班の中で発表しました。同じ班の中でも異なる視点が出て、再考した意見をマナボードに記入し、黒板に貼って発表し、学級全体で意見交流しました。2項目4班全ての発表に対して、意見が出て、その都度、相手が納得できる説明をしていました。同じ班、他の班の他者の意見を聞く対話的な学びをとおして、3分の1の生徒の考えが変容しました。考え自体は変容しないものの多面的・多角的な見方をもち、同じ「公平」「不公平」の考えの中身が変容しているケースも見られました。

 活発に「考え、議論する道徳」授業をとおして、生徒は公正・公平についての感覚や認識を深め、それらを尊重し、実現させようとする態度を授業前に比べて育むことができました。














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